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::: 2005年 08月 13日
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毎年恒例の納涼歌舞伎に行って来たKuLuSです。今年は、何度か見ますのでまずは午前の部を見ました。 午前は、ほとんど勘三郎さんが出ないので、花道側桟敷のとても良い場所がとれました。眺めも良いですし、役者さんの目線が近い近いw しかもこの桟敷でしか頼めないお弁当やくずきりがあって、もちろんどれも食べましたw (゚∀゚)=3ウマー で、上演演目ですが、歌舞伎は面倒な内容が多いので、死ぬほど簡単に説明します。 ・祇園祭礼信仰記 どっかのお偉いさんの元に、その人と友人と優秀な部下が使いできており、その部下が碁でうちまかしたり、相手のお偉いさんの難題を解いたりして、最後にその家の部下が襲いかかってくるのを叩きのめして、戦場で会おうといって帰っていく話。 ・橋弁慶 そのまんま。義経と弁慶の対決と出会いの話。短いものです。 ・雨乞い狐 義経千本桜にでてくる狐の子孫の話。ただしあっちが親の形見だのなんだのと切ない話と違って、こっちはただ狐がひょうきんに動いて、7変化を見せてまあすごいっていう話w 見てておもしろい。 で、思ったのが中村勘太郎、七之助君らは、自分と年が近いにも関わらず、さすがは歌舞伎のサラブレットといった感じで、型にはまった所を越えた独特の上手さがきちんと伺えました。 同じく染五郎さんも、実にうまい歌舞伎で、舞台やドラマなどにも出ているとは到底思えませんw 海老蔵より遥かにすばらしい演技ですw そしてもっとも応援している、中村獅堂さんですけど。この方は、最近のテレビや映画のせいでしょうかね、型にはまりすぎた硬い演技で、歌舞伎の独特の流れる余韻というかしぐさというか、そういう雰囲気が全然醸しだしてなかったです。残念(^^; とまあ、出ている方々を見ていると、新春浅草歌舞伎(若手歌舞伎)のような配役でちょっと面白かったです。勘三郎さんについては、次回に午後の部を見る予定なので、そちらが一番楽しみにしております。
by dengel
| 2005-08-13 23:20
| ・舞台/歌舞伎/映画
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